【宮城県名取市のせり農家さんを訪れる】
先日、宮城県名取市のせり農家さんにお邪魔してまいりました。
かれこれ7年ほどお世話になっている小島(おしま)さんご夫妻。米の収穫を終え、息つく間もなくせりの収穫が本格的に始まったところでしたが、快くお時間を作ってくださり、温かく迎えてくださいました。



直接お会いするのは2回目ですが、前回の訪問のときと同じく、まるで実家に帰省したときのような、包み込まれる温かさを感じさせてくれる優しいご夫妻です。
夫の秀太郎さんは、物凄い熱量と探究心の持ち主です。一般的な農家さんではあまりしないような、深いこだわりの工程を取り入れるなど、さまざまな取り組みをなさっている尊敬すべき方で、いろいろなお話を伺えて大変勉強になり、自分の知識もアップデートできました。妻の親子(ちかこ)さんも秀太郎さん同様に穏やかな方で、作物にしっかりと向き合い、いかに良い状態で出荷するかにこだわっておられました。

可能であれば、当店で使うせりは毎日すべて小島さんのものにしたいところですが、仕組み上そうはいかず、市場の流通に委ねるいわゆる「ガチャ」状態です。そんな中、市場で受け取ったせりの箱に小島さんの番号が書かれていると、とても嬉しくて「やった〜!」と一人心の中で叫んでしまいます。
お店でも、小島さんのせりの日はその旨をご案内していますので、その日ご来店のお客様はお気づきかもしれません。こんなことを書くのは少々気が引けますが、数ある農家さんのせりはそれぞれの個性が出ている中で、小島さんのせりは群を抜いて高品質です。もちろん他のせりがダメということではなく、どれも一定以上の品質は担保されていますのでご安心ください。ただ、根の洗い方の丁寧さや、束の閉じ方といった取り扱いにも、愛情を感じずにはいられないのです。
農家さんの目線では、全農に出荷したら最後、その先の様子はまったく分からないとのことでした。当店でお客様が喜んでくださる声や、都内市場で慢性的に品薄であることなど、こちらからお伝えする情報にも熱心に耳を傾けてくださいました。
お知らせです!!
来たる11月12日(木)8時15分から始まるNHKの番組「あさイチ」で、仙台せり鍋の特集にVTR出演されるそうです。ぜひ録画してご覧ください。
大変有意義な産地訪問でした。間もなくせり鍋のシーズンが始まります。生産者さんの想いもまた味わいを形づくる大切な要素として、お客様の心に届くよう、その橋渡しをがんばります。



























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